公立高校入試対策の数学問題集として、ネット上で興味本位に検索してみたところ、その結果に唖然としてしまった。
数学の入試対策だけのために、何十冊もの問題集をおすすめするような無責任なサイトが多いのだ。

これでは全部こなせるはずもないし、どれが本当におすすめなのかも分からない。

というわけで、私はここに公立高校入試対策として本当にふさわしい問題集を4冊だけ徹底的に厳選した。
また、その使い方とおすすめする理由を、受験勉強に取り組むべき時系列順に記載した。

「いやいや、受験勉強は5教科分もあるので、4冊こなす余裕すらない」という場合には、ぜひ「入試によくでる数学(標準編)」1冊だけでも取り組んでもらいたいと思っている。
公立高校入試の参考として頂ければ幸いだ。




公立高校入試対策用おすすめ数学問題集

1.10日間完成 中1・2の総復習(数学)

受験勉強をはじめて間もない受験生は、まず真っ先に、出来るだけ薄くて簡単な問題が掲載されている問題集を手に取るべきである。
この段階で、学校で買わされるような太くて網羅的な問題集に手を出してしまうと、いつまで経っても1冊を終えることができなくなる。

まずは簡単に周回できる薄めの問題集を使って、中1・中2の定期テストレベル程度の内容を簡単に振り返っておくことがおすすめだ。
その際に目標とすべきは、中1・中2のときには解けたのに、今では解き方を忘れてしまった問題を思い出すこと。
当時も解けなかったような応用問題に手を出すのは、この1冊をやり終えてからでいい。

この受験初期に取り組むべき問題集としておすすめなのが「10日完成 中1・2の総復習(数学)」だ。
この問題集はページ数が47ページと少なく、問題も易しい。
中3数学の内容は一切含まれていないので、受験勉強をはじめたばかりの中3の春頃にも完成させることができる。
10日完成とあるように、10日あれば十分完成できるし、その気になれば1週間程度で問題集をやり終えられるだろう。

まさに、公立高校入試対策の第一歩を踏み出すには最適の問題集と言えるだろう。

2.入試によくでる数学(標準編)

中1・中2内容の復習もほぼ終わった状態で、実力テストや模擬試験などを受けると、自分の苦手分野がはっきりと分かるようになる。
そこで、次に行うべきはこの苦手克服になる。

公立高校入試で出題されやすい分野の中で、周りの受験生たちに比べて特に自分が得点できていない分野を重点的に復習する。
というのも、こういう分野は少し努力するだけで比較的簡単に成績を伸ばせる可能性が高い分野だからだ。

前段階と異なり、中1・中2で分からなかったり、解けなかった応用問題にも積極的に手を出していく。
この過程でおすすめする問題集が、「入試によくでる数学(標準編)」だ。
この問題集は、例題・類題のほどんどが公立高校の入試過去問から採用されている。

市販の問題集の中では、公立高校入試に特化した問題集は案外少ない。
また、問題のレベルも入試対策としては難しすぎたり簡単すぎたりと、なかなか中堅レベルが満足できるような問題集が少ない状態にある。

そんな中、この「入試によくでる数学」は、公立高校入試で本当によく出る問題が厳選されており、レベルも程よく仕上がっている。
要するに、公立高校入試で出題されそうもない見当違いの問題が少ないため、受験勉強の効率が非常に良くなるのだ。

ここだけの話だが、ここに厳選した4冊の問題集の中で、公立高校入試に向けて最も私がおすすめする1冊がこの「入試によくでる数学(標準編)」である。
この1冊さえ完璧にこなすことができれば、ほんの一握りのトップレベル公立高校を除き、数学を得点源にできることは間違いないだろう。


3.チャート式基礎からの中学3年数学

苦手克服と並行して進めたいのは、中学3年で習う数学の予習だ。
実は、入試数学で重要な分野のほとんどは、中3の後半分野に集中している
そのため、中3数学の後半部分を習得してしまわない限りは、そもそも本格的な入試対策の勉強に取り組むことが出来ないのだ。

そこで、少しでも早く本格的な入試対策に入っていくために、中3内容に関しては積極的に予習していくべきなのである。
学校で習うまで待つようではあまりに遅すぎる。

中3数学を独力で予習するのに最適の参考書が「チャート式基礎からの中学3年数学」だ。
市販の問題集のほとんどは、練習問題が羅列されているだけのものが多く、既にその分野の問題の解き方をある程度知っていることを前提に書かれている。

これに対して、チャート式数学は例題の解説がかなり詳しく書かれている。
例題に書かれている解説を参考に、自分で問題を解きすすめることで、初めて見る問題の解法も無理なく習得することができるという構成だ。
まさに、独力で中3数学の予習を行うには最適の参考書と言えるだろう。


4.全国高校入試問題正解(分野別問題集)

以上の過程を全てこなした後、まだ入試までに時間的余裕があるようであれば、全国高校入試問題正解(分野別問題集)に取り組むとよいだろう。
この問題集は、全国の公立高校の入試問題で、過去2年間に出題されたものを分野別にかき集めて整理した問題集になっている。
一般の全国高校入試問題正解とは異なり、分野別問題集は公立高校の入試に特化した内容となっており、大量の問題が掲載されている。

受験校の過去問に目を通した後、苦手克服のために特定の分野を集中して強化したい場合には最適の問題集となるだろう。

なお、間違ってもこの問題集を最初のページから全て解き切ろうと考えてはならない。
これをしようとすると時間が全く足りなくなる恐れがある。
あくまで受験までの残り時間で、少しでも苦手分野の得点を安定させるために使用すべき問題集と言える。







担任との面談で第一志望はあきらめるよう告げられた

模試でなかなか結果が出せなかったのだ。

僕は、母と家庭教師の先生の3人で1時間近く話し合い・・・

 

母が部屋から出ていった後、T大生の先生は僕に確認した。

「覚悟はあるか?」

そうして先生は、彼自身がかつてどん底から這い上がることが出来た ”勉強法” をゆっくりと打ち明けはじめた。

残り3ヶ月、僕は最後の望みを託して、勉強に打ち込むことを心に誓った。

ーーー

合格発表の日、掲示板の前で僕は母に電話をしていた。

「結果は・・・」

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