2学期とか秋とか言うと、私はつい“長い”というイメージを持ってしまうのだが、受験生たちにとってこれは全く当てはまらない。
春・夏・冬に比べて秋にはまとまった長い休みがない。
そのため、学校の授業やイベントに追われて満足に勉強時間がとれず、気が付いたらいつの間にか冬休みに突入してしまっている。
これが受験期の秋である。

したがって、秋はいろいろなことに手を付けようとせずに、すべきことを絞り込むことが絶対に必要となる。
この時期になれば、あれこれ試行錯誤して失敗している余裕はもうない。
要するに、しっかりと練られた学習計画が必要なのである。

ここでは、秋の時期に注意すべき数学の勉強法や学習計画の方法、その際に使用すべきおすすめの参考書などについて解説したいと思う。




高校受験で秋(9月,10月,11月)に取り組むべき中学数学の参考書と勉強法

ポイント1.予習か復習か?

高校入試数学で重要となる分野は、中3の後半部分に集中している。
このことは、このサイトの様々なところで繰り返し主張してきたことである。
そのため、数学の入試対策に本格的に取りかかるためには、いち早く中学数学を学習し終えることが非常に重要となるのだ。

ところが、中学数学の予習を秋からスタートしようとしても、なかなか思うように予習は進まない。
そもそも学校があるために勉強時間が十分に確保できず、数学だけにかけられる時間はなおさら少ない。
その間も学校の授業は進行していくので、必死に予習しても結局学校の授業にすぐに追い付かれてしまう場合も少なくないのだ。

以上の通りであるから、秋までに一切予習に取り組んできていない場合は、予習はすっぱりと諦めてしまうのも一つの手である。
その場合、問題が分野別に整理された問題集、例えば「入試によくでる数学(標準編)」「最高水準問題集(高校入試数学)」「レベルアップ演習」などを使って、学習済み分野から順番に入試対策を行っていくとよいだろう。

一方で、既に夏休み段階である程度予習を進めている場合は、そのまま予習を継続し、さっさと中学数学を終わらせることを第一目標とすればよい。
予習を行う際は、演習問題の分量や動画授業の質という点で、「 スタディサプリの中学講座 」を活用することを最も効率的である。
あえて参考書を使用して予習する場合は、「チャート式中学3年数学」など自習しやすい教材を使うとよいだろう。

予習とはいっても、2次関数まで学習し終われば、ある程度本格的な入試対策も可能となってくる。
予習は2次関数程度までにとどめて、残りの進行は学校に任せ、上に挙げたような分野別問題集で関数分野などの入試対策を徹底していく折衷案をとるのもよいだろう。

進学塾に通っており、塾でどんどん予習を進めている場合は、予習は全て塾に任せきって問題ないだろう。
またその場合、夏期講習などで既に関数分野を学習し終えていたりするので、自習時間はこれらの重要分野の復習・入試対策に専念するとよいだろう。



ポイント2.使用する参考書をしぼる

秋にもなると、入試もだんだんと近づき、模試などで課題が浮き彫りになっていることだろう。
そこで、つい色々な参考書に手を付けてしまいたくなるところだが、使用する参考書は徹底的に厳選し、できれば1冊に絞り込むべきである。
多くの参考書に手を付けてしまうと、入試本番までにこなせず、全てが中途半端で悲惨な状態になりかねない。
2冊目に取り組むとしても、まずは1冊目を完璧に仕上げたあとに考えればよいのだ。

どの1冊を使用すべきかはこのサイトに掲載した書籍情報を参考にして頂きたいところではあるが、私のおすすめを端的にまとめると次のようになる。

偏差値65以下の高校を目指すのであれば、「入試によくでる数学(標準編)

それ以上を目指す場合は、「最高水準問題集(高校入試数学)」「数学難関徹底攻略700選」「レベルアップ演習

日本有数の超有名高校を目指す場合は「日々のハイレベル演習

ポイント3.毎日の学習計画をたてる

秋の受験勉強は時間が限られており、毎日何となくの思いつきで勉強していると、効率が非常に悪く、時間が足りなくなる
そこで、あらかじめ何をすべきかという大きめの目標と完了するまでの期限(この参考書を11月までに終わらせるなど)をしっかりと定める必要がある。
そして、その目標を達成するための毎日の勉強内容を逆算して計画をたてておくことが理想である。

まとまった休みに長時間勉強するより、毎日少しずつ勉強したほうが良い
日曜日にだけ7時間勉強するより、毎日1時間ずつ勉強したほうが良いのだ。
というのも、時々しか勉強しないと、怠け癖の習慣がついてしまう。
それに、単なる根性論だけではなく、一度に勉強するより毎日毎日少しずつ勉強したほうが、内容が反復されて記憶に残りやすいのだ。

ただし、こういった計画をたてることはあくまで理想であり、現実には致命的な大問題が存在する
そもそもしっかりとした計画をたてるのに結構な時間がかかり、それだけで勉強時間をかなり圧迫してしまうのだ。
そこで、是非活用していただきたいのが、家庭教師の存在である。



ポイント4.家庭教師を活用せよ

勉強を教えてもらうだけなら、集団塾や個別指導塾でも十分である。
しかし、塾ではある程度時間を割いて、受験生の毎日の自主勉強の管理を行ってはもらえないだろう。
受験生に合わせた学習計画をたて、それらを管理することは、家庭教師に依頼すべきである。

学力と志望校を考慮して使用する参考書を決め、それを毎日どの程度こなし、進み具合に問題がないかしっかりと監視する。
この、受験におけるコーチとしての役割を家庭教師に依頼するのは、秋のタイミングが最適と言えるだろう。

家庭教師は現役大学生のアルバイトが務めることが多く、教える技術については未熟なことも少なくない。
しかし、ある程度有名高校・有名大学出身の家庭教師であれば、自分自身の受験計画を成功させることが出来た実績の持ち主と考えられる。
したがって、参考書選びや学習計画をたてることについてはかなり実績のあるプロと考えてよいだろう。
自分の志望校に合格したことのある家庭教師の派遣を依頼すれば、「何を、どのように、毎日どれくらいこなせばよいか」最適のアドバイスをしてくれるに違いない。

ただし注意点として、家庭教師の派遣には待ち時間がかかる
学歴などの注文が多ければ多いほど家庭教師の募集に日数が必要なのである。
早めに家庭教師を派遣してもらうためには、家庭教師の登録者数の多い、できるだけ有名な家庭教師派遣センターに依頼をするのが良いだろう。
かてきょナビ」に登録されている派遣センターならある程度有名どころが多いが、なかでもCMをよく目にするような超有名派遣センターに依頼すると安心できるだろう。

依頼する家庭教師派遣センターが決まっている場合でも、下のかてきょナビで無料の資料請求を行ってから申し込みをすると、学習支援金がもらえるので活用するとよいだろう。



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学習計画をたてることは家庭教師に一任し、受験生自身は受験勉強に専念することで、残り少ない受験期間を効率よく過ごすことができること間違いない。




担任との面談で第一志望はあきらめるよう告げられた

模試でなかなか結果が出せなかったのだ。

僕は、母と家庭教師の先生の3人で1時間近く話し合い・・・

 

母が部屋から出ていった後、T大生の先生は僕に確認した。

「覚悟はあるか?」

そうして先生は、彼自身がかつてどん底から這い上がることが出来た ”勉強法” をゆっくりと打ち明けはじめた。

残り3ヶ月、僕は最後の望みを託して、勉強に打ち込むことを心に誓った。

ーーー

合格発表の日、掲示板の前で僕は母に電話をしていた。

「結果は・・・」

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