3月にもなると、高校受験もすべて終了し、入学に向けて長い休暇に突入する。
志望校に合格できたことは喜ばしいものの、油断をしている場合ではない。
もし合格点ギリギリで滑り込み合格したのであれば、高校入学後の授業で想像を絶する苦労を強いられることを覚悟しなければならない。

中学時代にほぼ成績はオール5だったにもかかわらず、高校入学後はオール3をとるのが精一杯になり、心折れて高校を中退。
その結果、通信制高校に入学することになった多くの生徒を私は見てきた。
そうはならないためにも、高校入学までのこの時期に、あらかじめ数学の予習を行っておくことをおすすめしたい。

というわけで、ここでは3月の暇な期間中、数学の先取り学習をするのに最適の参考書を3冊紹介したいと思う。




高校入学までに取り組むべき数学の参考書3選

1.白チャート数学IA

書店に売られている数学IAの教科書は、大なり小なり教科書レベルの数学知識を持っていることを前提に書かれたものがほとんどである。
教科書内容をまだ知らず、たとえ教科書が手元にない状態でも取り組める数少ない参考書の一つが「白チャート数学IA」である。

白チャートは、チャート式数学シリーズの中でも最も易しいレベルの問題が扱われた参考書である。
教科書+α程度の問題が集められているため、例題の解き方にならって類題を自分で解き進めていくことで、自然と教科書レベルの内容が無理なく予習できるようになっている。

これをしっかり極めることができれば、学習塾や予備校などに通わなくても、学校の授業においていかれる心配はなくなるだろう。
自習をどんどん進めたい生徒には1番おすすめできる参考書の1冊だ。


2.Focus Gold数学IA

白チャートから更に進んで、入試を視野に入れ、徹底的に数学を強化したいと考えている意欲的な生徒におすすめの参考書が「Focus Gold数学IA」だ。

Focus Goldは、チャート式と同様、網羅系問題集と呼ばれ、定期テストや模擬試験、入試過去問などで出題されがちな問題を徹底的にかき集めて分類し、詳しい解説を記載した参考書である。
網羅系問題集には他に、「チャート式」「総合的研究」「ニューアクションレジェンド」などのシリーズがある。

このうち、進学校などで特におすすめされがちなのは「青チャート」だが、あえて私がおすすめしたいのは「Focus Gold」である。
というのも、私自身が定期テストや受験勉強のアドバイスをする際に、「あの問題をやっておいて」と言いたい問題が青チャートの中に存在していないことがあまりに多いのである。
そんな時にも、Focus Goldを開けばその問題がたいてい載っている。
要するに、私の経験上、他の網羅系問題集に比べてFocus Goldの良問カバー率が段違いに高いのだ。

Focus Goldをしっかり極めることができれば、クラス1位、いや学年1位、模擬試験満点の成績をとることも夢ではないだろう。
ただし、網羅系問題集は掲載されている問題数が非常に多く、できるだけ早い段階からコツコツと取り組んでいく必要がある。
入学前のタイミングで取り組み始めることができれば、高校数学の理想的なスタートが切れたことになるだろう。


3.大学への数学「プレ1対1対応の演習」数学1

こちらは特に、中学時代に「レベルアップ演習」や「日々のハイレベル演習」など、高校への数学シリーズにお世話になった受験生におすすめできる参考書となる。
高校への数学シリーズから、大学への数学シリーズに移行するにあたり、ちょうどよい入門書となってくれるのがこの「プレ1対1対応の演習」である。

大学への数学シリーズの内容は非常に高度で、数学的思考力を必要とするような問題が多数掲載されている。
特に「1対1対応の演習」や「新数学スタンダード演習」などは人気で、有名大学の合格者の大半が口をそろえて1番おすすめするような参考書である。

とはいえ高校入学前段階で、大学への数学シリーズ「1対1対応の演習」に本格的に取り組むには前提知識があまりに足りない事が多い。
今後大学への数学シリーズに取り組む気があれば、まずは現段階で「プレ1対1対応の演習」に取り組むのがよいだろう。







担任との面談で第一志望はあきらめるよう告げられた

模試でなかなか結果が出せなかったのだ。

僕は、母と家庭教師の先生の3人で1時間近く話し合い・・・

 

母が部屋から出ていった後、T大生の先生は僕に確認した。

「覚悟はあるか?」

そうして先生は、彼自身がかつてどん底から這い上がることが出来た ”勉強法” をゆっくりと打ち明けはじめた。

残り3ヶ月、僕は最後の望みを託して、勉強に打ち込むことを心に誓った。

ーーー

合格発表の日、掲示板の前で僕は母に電話をしていた。

「結果は・・・」

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