数学の解き方は一通り理解し終えた。
あとは大量の問題を解いて実践力を身に付けたい。
そんな受験生には、全国高校入試問題正解(数学)をおすすめしたい。
この問題集は各年度ごとの高校入試問題をかき集めて掲載した過去問集だ。
掲載校数は100項を超え、各校ごとに5,6問の大問が掲載されている。
そのため、掲載されている問題量は膨大で、コスパが最高の問題集となっている。
類書は存在しないため、受験生だけでなく
教師や塾講師さえも一度はお世話になったことがある定評の問題集だ。
目次
全国高校入試問題正解(数学)の特徴まとめ
難易度 | ★★★★☆ | 様々なレベルに対応可能 |
問題数 | ★★★★★ | 100校以上の高校の入試問題を掲載 |
内容 | 過去問資料集 | |
ページサンプル | Amazonにページサンプルあり | |
使用開始時期 | 過去問演習用 | |
楽天での評価 | ★★★★★ | 星4.5 ⇒口コミ |
Amazonでの評価 | ★★★★★ | 星4.5 ⇒口コミ |
全国高校入試問題正解(数学)の難易度
全国の高校入試問題を寄せ集めた問題集のため、
難易度は高校ごとにバラバラだ。
しかし、あまり低レベルな私立高校などの過去問は掲載されていないため、
難易度は普通以上のものが多い。
各問題ごとに、「基本」「よく出る」「難」などの記号が付けられており
ある程度自分のレベルに合わせ、問題を解き進められる工夫がされている。
全国高校入試問題正解(数学)のおすすめの使い方
志望校やそれに近い難易度の高校を選んで解き進めていくと良い。
特に公立高校志望の場合は、
それぞれの都道府県の問題は微妙な違いはあれど
どれも似たり寄ったりの問題が多い。
他の都道府県の問題を解いておくことは、
自分の都道府県の問題を解く際にも生かされること間違いない。
毎日一問ずつでも問題を解く習慣をつけておくと
数カ月後には見違えるほど数学の力が付いていることを実感できるはずだ。
ただし、全国高校入試問題正解(数学)はあくまで、
自分の数学の実践的な力を確認するためのもので、
解法を学ぶための参考書ではない点には注意が必要だ。
全国高校入試問題正解(数学)の目次と問題数
過去問掲載校一覧(2020年受験用)
公立高校
北海道
青森県
岩手県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
東京都立日比谷高
東京都立青山高
東京都立西高
東京都立国立高
東京都立八王子東高
東京都立新宿高
東京都立墨田川高
東京都立国分寺高
東京都立併設型中高一貫教育校
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
合計 55校
国立高校
東京学芸附属高
お茶の水女子大附高
筑波大附高
筑波大駒場高
東京工業大附科技高
大阪教育大附高(池田)
大阪教育大附高(平野)
広島大附高
合計 8校
私立高校
愛光高
青山学院高等部
市川高
江戸川学園取手高
大阪星光学院高
開成高
関西学院高等部
近畿大附高
久留米大附設高
慶應義塾高
慶應義塾志木高
慶應義塾女子高
国学院大久我山高
渋谷教育学園幕張高
城北高
巣鴨高
駿台別府高
青雲高
成蹊高
専修大附高
中央大杉並高
中央大附高
土浦日本大高
桐蔭学園高
東海高
東海大付浦安高
東京電気大高
同志社高
東大寺学園高
桐朋高
豊島岡女子学園高
灘高
西大和学園高
日本大第二高
日本大第三高
日本大習志野高
函館ラ・サール高
福岡大附大濠高
法政大高
法政大国際高
法政大第二高
明治学院高
明治大付中野高
明治大付明治高
洛南高
ラ・サール高
立教新座高
立命館高
早実高等部
和洋国府台女子高
合計 50校
高専
国立工業高専・商船高専・高専
都立産業技術高専
合計 2校
合計掲載校 115校
問題編 178ページ
解答編 152ページ
全国高校入試問題正解(数学)についてのQ&A
また、過度の重複が無いよう、問題を適度に削除した上で分野別に整理されている。
そのため、苦手分野がはっきりしている受験生などは分野別問題集の方が良いだろう。
どんな問題が昨年頻繁に出題されたか、出題傾向などを調べたい塾講師などは
全国高校入試問題正解(数学)を使うのが適切であると思われる。