高校入試の対策問題集は、分野別に問題が配列されているものが多い。
しかし試験本番では当然、今目にしている問題がどの分野の問題か分からない状態で問題を解いていかなければならない。

限られた試験時間の中で、どの問題を優先して解き、どの問題は捨てても問題無さそうか判断する。
こういった、時間配分や問題を解く際の判断力が、市販の問題集ではなかなか鍛えにくいのだ。

こんな状況に対して、入試を想定した実戦的な練習をたくさん積みたい受験生にこそおすすめの問題集が、チャート式ハイレベル中学数学問題集だ。

この問題集には、試験本番形式の練習問題が全50回分収められており、本番を想定した訓練が十分過ぎるほど積める構成になっている。




チャート式ハイレベル中学数学問題集の特徴まとめ

難易度★★★★★入試仕上げレベル(偏差値60以上)
問題数★★★☆☆合計250題
内容入試形式の総仕上げ問題集
ページサンプルなし
使用開始時期中学3年の中盤以降
楽天での評価評価なし
Amazonでの評価★★★★★星2.6 ⇒口コミ

チャート式ハイレベル中学数学問題集の難易度

ハイレベル中学数学問題集の問題は、標準・発展・難関の3つに分類されている。
そのため、難易度にある程度のばらつきはあるものの、かなり難しめの問題も多い。

偏差値60以下の高校を目指すのであれば、ここに記載されているような問題は捨ててしまって問題ない場合が多いだろう。
逆に、それ以上の高校を目指すのであれば、合否を分ける問題になる可能性が高く、取り組む価値は大いにある。

また、問題は中学3年間の数学からまんべんなく出題され、多分野から出題されているような融合問題も少なくない。
中学3年間の内容を習い終えた後に取り組むべき最後の総仕上げを行うための問題集と言えるだろう。


チャート式ハイレベル中学数学問題集のページ構成

この問題集のページ構成はかなり独特なものとなっている。

問題編には、見開き1ページに5問ずつ問題が掲載されており、その5問の問題は分野別には配列されていない
見開き1ページは模試や入試の1回分に相当し、制限時間を決めて解くことで、入試本番をシミュレーション出来るようになっている。

一方で、解説編には問題の答えが分野別に配列されている
(解説編にも問題はしっかり記載されている。
分野別に学習したい場合は、解説編に書かれている問題を見て、解答を隠しながら問題を解いていけるような構成になっているようだ。)

そのため、問題編の問題を順番に解いていくと、解説を確認する際にかなりページを前後しなければならなくなるのだ。
これが、人によってはかなり使いにくいという印象を与える可能性がある。
この使いづらさが、各種通販サイトでやや評価が低めの理由なのかも知れない。

チャート式ハイレベル中学数学問題集のおすすめの使い方

入試本番を想定し、自分で制限時間を設け、目標点なども決めながら1回分の問題を解き切る練習をするとよい
時間配分や問題を解く順序を考えるなど、なかなか他の問題集では練習しにくい部分が鍛えられる。

しかも、全50回分の問題が用意されているので、これらの問題を解ききれば、試験の形式や解き方のスタイルを確立できるだろう。

掲載されている問題はいずれも良問であり、解けなかった問題はしっかりと復習しておく価値がある。
これに加えて、各大問に充てるべき時間配分が適切だったか?
どの問題が易しく、どの問題から優先して解いていくべきだったか?
こういった点を振り返っておくと入試本番に備えた実戦的な訓練が積めるだろう。



チャート式ハイレベル中学数学問題集の目次と問題数

標準コース(公立高校入試の標準~難問レベル)
 全15回分
 合計75問
発展コース(中堅私立高校入試の標準~難問レベル)
 全15回分
 合計75問
難関コース(国立・私立難関高校入試の標準~難問レベル)
 全20回分
 合計100問

合計問題数 250問
問題編ページ数 100ページ
簡易解答ページ数 8ページ
解説編ページ数 142ページ(2段組)


チャート式ハイレベル中学数学問題集についてのQ&A

Amazonのレビュー評価がひどいんだけど大丈夫?
レビュー内容を見る限り、シリーズに対する見当違いの批判などが多いため、あまり気にする必要はないと思う。
ただし、ページ構成のところでも紹介した通り、問題編と解答編の問題順序が対応していないため、人によってはかなり使いづらいと感じる可能性があることは確かだ。
どうしても不安ならば、同程度のレベルの他の問題集として最高水準問題集(高校入試数学)日々のハイレベル演習をおすすめする。

表紙に国立・難関私立高校受験対策とあるが、公立高校受験にも使える?
難関公立高校を目指すのであれば、難問に対処するための応用力をつけるために取り組む価値は大いにある。
中堅公立高校を目指すのであれば、ややオーバーワークとなるので入試によくでる数学(標準編)など、公立高校向けでもう少し易しめの問題集がおすすめだ。
本書のような実戦形式の問題練習がしたい場合は、掲載回数こそ少ないものの、受験校別の予想テストを利用することをおすすめしたい。

 





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